アンダンテ

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予告編

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食と農と大地、そして人間再生の物語!

人とのかかわりに怯える千華、厳しい農業の現実にいきる晋平。
見知らぬ二人の心をつないだ1枚の手紙から始まる物語。

あらすじ

映画の主人公「藪崎千華」は、母親の強い希望で幼い頃から音楽の道を歩むが、音楽社会の競争は厳しく次第に自信を失くしてゆく。やがて自分自身をも見失い登校拒否となり、大学中退を余儀なくされる。大学中退後、アルバイト生活に入るが、職場での人間関係がうまく作れず、仕事を転々とする生活を繰り返し続ける。そしてとうとう、一日中家に閉じこもるようになり、日毎の両親とのいざこざも絶えなくなってしまう。そんな自分を思いつめた千華は、千葉県の水田へ、「誰か私を助けてください。」と書いた紙切れをペットボトルに詰め、「心のSOS」として置いてくる。暫くして、この水田の持ち主でありペットボトルを拾った広瀬晋平から手紙が届く。その手紙の内容は真剣に千華のSOSに応えようとしていた。千華は、自分はどのような人間か、どうして他人と会うのが怖いのか、長い長い手紙を晋平に送った。こうして始まった千華と晋平の交流は、千華のひきこもり生活を徐々に変化させていくのだが・・・!

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薮崎 千華 役:新妻 聖子(にいづま せいこ)

1980年10月8日生まれ。愛知県出身。10代をタイのインターナショナル・スクールで過ごす。帰国後、上智大学で法律を学びながらTBS「王様のブランチ」でタレント活動を開始。2003年、5000倍のオーディションを勝ち抜き「レ・ミゼラブル」エポニーヌ役でミュージカル・デビュー。以降、様々な舞台でヒロインを演じ、ミュージカル界の歌姫としての地位を確立。歌手としては2006年にポニーキャニオンよりCDデビュー。これまで発売したシングルは全てテレビドラマのタイアップ曲となっている。【公式HP

【テレビ】
●NHK正月時代劇「堀部安兵衛 ~いまこの時のために生まれ~」伊佐子役
●NHK月曜ドラマシリーズ「ハチロー ~母の詩、父の詩~」佐藤早苗役
●NHK-BS2「魅惑のスタンダード・ポップス」(司会も担当)

【舞台】
●東宝ミュージカル「マリー・アントワネット」マルグリット・アルノー役
●東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」エポニーヌ役
●東宝ミュージカル「ミス・サイゴン」キム役
●3人芝居「骨唄」栞役
●PARCOプロデュース 芝居「MIDSUMMER CAROL ~ガマ王子VSザリガニ魔人~」

【CD】
●デビューMaxiシングル「夢の翼」
 (NHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」挿入歌)
●セカンドMaxiシングル「愛をとめないで ~Always Loving You~」
 (NHK木曜時代劇「陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~」主題歌)
●サードMaxiシングル「ヴァージン・ロード」
 (東海テレビ・フジテレビ系昼ドラマ「安宅家の人々」主題歌)
●ミュージカル・アルバム「MUSICAL MOMENTS」

【受賞】
●第31回菊田一夫演劇賞
●平成18年度文化庁芸術祭演劇部門新人賞



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広瀬 晋平 役:筧 利夫(かけい としお)

1962年8月10日生まれ。静岡県出身
【主な出演作品】「ミス・サイゴン」エンジニア役 主演 「す★け★だ★ち」中条信之助役 主演
        「何日君再来」日向英一郎役 主演 「22才の別れ‐Lycoris葉見ず花見ず物語」主演
        「キャプテン」「red letters」主演
【CM】サッポロビール「ヱビスビール」、キャドバリージャパン「クロレッツ」
    ウィルコム「WILLCOM」ほか


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堀川 逸子 役:秋本 奈緒美(あきもと なおみ)

1963年1月13日生まれ。長野県出身
【主な出演作品】眠れぬ夜を抱いて あした吹く風 離婚弁護士Ⅱ
        舞台「阿修羅のごとく」
        CM三貴・カメリアダイヤモンド ほか


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原作:旭爪 あかね(ひのつめ あかね)

千華やかつての自分とおなじように苦しんでいる人たちに、「悩んだり、苦しんでいるはあなただけじゃないよ」と伝えたい、という気持ちで、この小説を書きました。泥から生まれる美しい稲の海が、銀幕一面に揺れている様子を想像します。そのなかを、ときには立ち止まったり後退もしながら、ゆっくりゆっくり歩きはじめる千華の心が、観てくださる方々の胸に届きますように。映画の完成を心待ちにしています。

原作:稲の旋律(新日本出版社・刊)



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監督:金田 敬(かねだ さとし)

どうせどこかに向かうなら無駄を省いて最短距離を選びたい……そう思うのが一般的で、美徳とされている昨今、この原作は無駄なことや不器用に立ち止まった人間を、稲穂が風にそよぐように静かに応援しているようです。映画化するにあたり、声高に何かをメッセージするのではなく、原作の持つそのスタンスを大切に挑みたいと思案しています。

<経歴>1963年大阪生まれ。大阪芸術大学舞台芸術学科を卒業後、井上梅次、広木隆一、石川均監督達の助監督として映画・TVで活躍する。1990年監督に昇進し、単館系映画・Vシネマ作品を監督する。2003年劇場用作品「青いうた のど自慢青春編」(シネカノン製作)を監督し好評を得る。2007年「愛の言霊」、2008年「春琴抄」と続けて劇場用作品を演出する。今、日本映画界で最も期待される監督の一人である。




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